fxトレードで初心者が勝つために必要な情報

「勝てる手法さえ見つかれば、FXで稼げるようになる」
もしあなたがそう考えているなら、それは 半分正解で半分不正解 です。

実際、ネットにはたくさんの優れた手法が転がっています。無料で手に入るものでも、きちんと使えば勝てる手法もあります。なのに、なぜ多くの人が勝てずに退場してしまうのか？

その原因はシンプルです。
技術（手法）だけでは勝てないから。
どんなに良い手法を知っていても、それを「正しく実行」できなければ意味がありません。

では、どうすれば手法を正しく実行できるのか？
それには 「心の成長」 が欠かせません。
実はトレードで勝つためには、本能に逆らい、自分の心と向き合うことが必要なのです。

この記事では、

なぜ「手法だけ」では勝てないのか？
勝つために本当に必要な「心の成長」とは？
どうやって正しい行動を身につけるのか？

この3つを徹底的にわかりやすく解説していきます。
もしあなたが「勝ちたい」と本気で思うなら、まずはこの記事を最後まで読んでください。

トレードで勝つためには？
技術（手法）だけでは勝てない理由
正しい（勝てる）トレードとは？
期待値を理解していても行動できない理由
過去検証の目的：正しい行動を確信するため
まとめ

トレードで勝つためには？

ここまで口座開設、実際のトレードと進んできたのですが、
実際にトレードしてどうでしたか。

初期入金額よりも少なくなっている、もしくは空になっている方が多いのが現実でしょう。

中には10回程度のトレードでしたら偶然、口座資金が増えている方もいるかもしれませんが、
そのまま回数を増やしていけば、きっと資金が減るor０になると思います。

また実弾でトレードをする中で、トレードの勝ち方を調べた人も多いのではないでしょうか？？

実際にGoogleで「トレード　勝ち方」などを検索すると多くの情報(手法)が出てきます。

情報（手法）を得れば勝てるのか？

「FXで勝つには手法がすべて」
そう思っていませんか？

多くの人が情報収集を始め、勝てる手法を探します。
いわゆる 「聖杯探し」 です。

しかし、Googleには無数のトレード手法が紹介されているにもかかわらず、
実際に勝てる人はごくわずか。

なぜ勝てないのでしょうか？

手法が間違っている？それとも…？

手法を試してみても勝てないと、

「この情報は嘘だったのか？」

そう疑うかもしれません。
確かに、情報商材の中には

「ワンクリックで誰でも勝てる！」

などの詐欺的なものもあります。
（※こういった広告には要注意！）

しかし、まともな手法なら 実際にその手法で勝っている人がいる ことも事実です。

では、なぜ同じ手法を学んでも勝てる人と勝てない人がいるのでしょうか？

「心の成長」がなければ勝てない

多くの初心者は「勝てる手法さえ見つかればOK」と考えます。
でも、実際には 手法を学ぶだけでは勝てない です。

なぜか？

「心の成長」が伴っていないと、手法通りのトレードができないから。

どんなに優れた手法を学んでも、感情に振り回されてルールを守れなければ意味がありません。

では、なぜ技術だけでは勝てないのか？
次に詳しく解説していきます。

技術（手法）だけでは勝てない理由

繰り返しますが、FXの世界では、

「勝てる手法」

はすでにネット上にたくさん公開されています。

高額な教材を買わなくても、無料で学べる情報が豊富にあります。

それなのに、なぜ多くの人が勝てないのでしょうか？

例えば、「この手法は勝てる」と思って試してみても、
いざ実践すると思った通りにいかず、ルールを破ったり、
感情的な判断をしてしまうことが多いのです。

その答えは、技術が身についても、心の成長が伴っていないからです。

心の成長とは人が本能的に持っている心の動きを理解してコントロールできるようになることです。

トレードは本能に逆らう行為

「トレードは本能に逆らう行為」と聞いても、最初はピンとこないかもしれません。

しかし、実際にトレードをすると、多くの人が「感情の罠」に陥ります。

なぜなら、トレードで勝つためには、人間の本能に逆らう必要があるからです。

では、具体的に どのように本能と衝突するのか？
詳しく解説していきます。

「損失を避けようとする本能」と「損切り」の矛盾

人間の本能：損失を避けようとする

人間は本能的に「損をすることを極端に嫌う」性質を持っています。
心理学ではこれを プロスペクト理論 と呼びます。

プロスペクト理論とは？
人は同じ金額でも「利益を得る喜び」よりも「損失を被る痛み」のほうを強く感じる。

例えば、1万円の利益を得たときの嬉しさよりも、

1万円の損失を被ったときのショックのほうが大きい という経験は誰にでもあるでしょう。

この心理が、FXトレードにおいて損切りを避けようとする行動を引き起こします。

トレードの現実：損切りは避けられない

FXでは 損切り（ロスカット）は不可欠 です。

どんなに優れたトレード手法でも、100％勝ち続けることは不可能 だからです。

しかし、多くのトレーダーは損切りを遅らせてしまいます。
それは、以下のような心理が働くためです。

「もう少し待てば戻るかもしれない」
「今損切りしたら確定損失になるから、もう少し耐えよう」
「損切りすると自分の間違いを認めることになるから嫌だ」

この結果、損失はさらに拡大し、最終的に大きな負けにつながってしまいます。

典型的な負けパターン

❶ 損切りラインに達しても「もう少し待てば戻るかも」と粘る

❷ 結果的に損失がどんどん拡大する

❸ 最終的に耐えられなくなり、大きな損失を抱えて損切りする

このような状況に陥るのは、「損を確定させたくない」という本能 が働いているためです。

損切りを先延ばしにするほど、損失は拡大し、取り返しのつかない状況に陥るリスクが高まる。

損切りを恐れずにルールを守ることが、長期的に勝つための鍵

損切りを「悪いこと」と考えるのではなく、
「次のトレードのための準備」として捉えることが大切です。

ルールを決め、それを徹底することで、
感情に流されないトレードができるようになります。

勝てるトレーダーになるためには、
損切りを正しく理解し、実践できるようにすることが不可欠です。

「安全を求める本能」と「リスクを取る必要性」の矛盾

人間の本能はできるだけ安全な選択をしたい

人間は本能的に 「危険を避け、安全な選択をする」 ようにプログラムされています。

これは生存本能の一部であり、現代社会においても 「リスクを避けることが賢明な選択」 だとされる場面が多いです。

例えば、次のような行動が典型的です。

投資よりも「貯金」を選ぶ
安定した職業を求め、「リスクのある独立や起業」を避ける
失敗を恐れ、新しい挑戦を躊躇する

このように、多くの人は「損をしないこと」を最優先に考えがちです。

しかし、FXトレードにおいては、この本能が 逆に足かせ となることがあります。

トレードの現実：リスクを取らなければ、利益も得られない

トレードとは リスクを受け入れることで、利益を得るゲーム です。

「絶対に負けないトレード」は存在しない
適切なリスクを取らなければ、大きな利益も得られない

にもかかわらず、多くの初心者はリスクを恐れすぎて正しいエントリーができないという問題に直面します。

典型的な負けパターン

❶ 明確なエントリーポイントが来ても、「負けたらどうしよう」と不安になり、エントリーを見送る

❷ 結果的に、自分が考えていたポイントで相場が動き出し、「やっぱりエントリーすべきだった」と後悔する

❸ 焦って、根拠のないタイミングで飛び乗る → 逆行して損失を出す

「リスクを避けよう」と思った結果、結局は 不利な状況でエントリーして負ける という矛盾した行動につながる。

「安全にトレードしたい」という心理を克服し、適切なリスクを取ることが重要

トレードで勝つためには、リスクを完全に排除するのではなく、
適切なリスクを受け入れ、それに見合うリターンを狙うことが大切です。

そのためには、 過去検証を通じて「期待値のあるトレード」を理解し、
自信を持ってエントリーできる環境を作ること が欠かせません。

リスクを受け入れ、長期的な視点でトレードを継続することこそが、
勝ち続けるための鍵となります。

「短期的な快楽を求める本能」と「規律を守る必要性」の矛盾

人間の本能：目の前の快楽を優先してしまう

人間の脳は「すぐに得られる報酬」を優先するようにできています。
これは「衝動的な行動を取ることで、短期的な快楽を得ようとする本能」です。

例えば、こんな経験はないでしょうか？

ダイエット中なのに目の前のスイーツに負けてしまう
「あと5分だけ」と思いながらSNSを見続けてしまう
健康のために運動しようと思っても、面倒でやらない

このように、人間は長期的に良い結果が得られるとわかっていても、
目の前の誘惑に流されてしまう傾向があるのです。

トレードの現実：短期的な結果にこだわると破滅する

FXでは 「長期的に期待値を積み重ねること」 が重要です。
しかし、多くの初心者は 目先の勝ち負けに執着 してしまいます。

「次の1回のトレードで勝ちたい」
「連敗をすぐに取り返したい」
「もっと利益を増やしたい」

こうした心理が、冷静な判断を妨げ 規律を守れなくなる原因 となります。

典型的な負けパターン

❶ 連勝すると「自分は天才かも」と思い、リスクを増やす

❷ 連敗すると「このままではダメだ」と焦り、根拠のないエントリーをする

❸ 目の前の利益ばかり気にして、期待値のあるトレードを続けられなくなる

短期的な勝ち負けに振り回されると、本来のルールを守れなくなり、最終的には大きな損失につながる。

「短期的な利益」よりも「長期的な成長」を意識することが重要

トレードで勝ち続けるためには、
目の前の利益ではなく「長期的な期待値」を優先する習慣を身につけることが不可欠です。

そのためには、トレードのルールを徹底し、
感情に流されないトレードを意識することが大切です。

「1回の勝ち負けにこだわるのではなく、100回のトレードでどうなるかを考える」

こうした視点を持つことで、短期的な感情に振り回されることなく、冷静なトレードができるようになります。

「集団行動の安心感」と「相場は逆を行く」の対立

人間の本能：周囲と同じ行動をとると安心する

私たちは進化の過程で「集団で行動することで生存率を上げる」という特性を身につけました。
そのため、無意識のうちに 「他の人がやっていることを真似することで安心感を得ようとする」 傾向があります。

例えば、日常生活でもこんな経験はありませんか？

人気の飲食店には行列ができると、つい並びたくなる
多くの人が買っている商品を見ると、安心して購入する
SNSでバズっている意見に共感しやすくなる

こうした「集団心理」は、普段の生活では役に立つことも多いですが、
トレードの世界では逆効果 になってしまうことがあるのです。

トレードの現実：大衆と同じ行動をすると負ける

FX市場では、多くの個人投資家が同じ方向を向いたときこそ、
機関投資家（大口投資家）が逆のポジションを仕掛けることが多いです。

なぜなら、機関投資家は 個人投資家の動向を見ながら、彼らの損切りポイントを狙う ことができるからです。

「みんなが買っているから安心」
こう思ってエントリーすると、その直後に大きな反転が起こり、損失を抱える…という経験をしたことがある人も多いはず。

つまり、「大多数の個人投資家が同じ行動を取ると、負ける確率が高くなる」というのが、
トレードの厳しい現実なのです。

典型的な負けパターン

❶ SNSやYouTubeで「今が買い時！」という情報を見て、根拠なくエントリーする

❷ 大きなニュースの影響で市場が急騰しているのを見て、驚いて飛び乗る（高値掴み）

❸ 多くの個人投資家が損切りした後に、機関投資家が逆の動きを仕掛け、さらに損失が膨らむ

「みんなが買っているから安心」「今がチャンスだ！」と感じる場面ほど、実は相場の転換点になりやすい。

「みんなと同じ行動を取る安心感」を捨て、相場を冷静に見る力を鍛える

トレードで勝つためには、「みんなが買っているから安心」「今がチャンスに違いない！」という感覚を疑うことが重要 です。

相場は 「大多数のトレーダーが行動した方向と逆に動くことが多い」 という特性を持っています。

だからこそ、

「みんなが買っているときこそ、売りを考える」
「相場が急激に動いたときこそ、冷静になる」

このような逆の視点を持つことで、他の個人投資家と差をつけることができます。

トレードは、大衆の心理を理解し、その逆を行くことで勝ち続けられるのです。

トレードで勝つには「本能を乗り越える」ことが必要

トレードが難しいのは、「勝つために必要な行動」と「人間の本能」が正反対だから」です。

本能的な行動	トレードで必要な行動
損失を避けようとする	ルール通りに損する
安全を求める	正しいリスクをとる（期待値のある場面で）
短期的な利益を求める	規律を守り、ルールを徹底する
大衆と同じことが安心	大衆とは逆の動きを考える

トレードで勝つためには、これらの「本能に逆らう行動」を意識的に身につける必要があります。そのために、
過去検証を行い、ルールを作り、感情に左右されないトレードを習慣化することが重要です。

あなたも、自分の本能に逆らう勇気を持ち、勝てるトレードを実践していきましょう！

正しい（勝てる）トレードとは？

勝てるようになるには心の成長が必要不可欠だということを説明しました。
では勝てるトレードとはどういうトレードなのでしょうか？

初心者トレーダーは毎回大きな利益を出し続けることが正しいトレードと思いがちですが、
実際に専業トレーダーやプロのディーラーでも普通に負けます。
勝率も良くて70％前後です。

勝てるトレードとは、期待値のあるトレードを継続することです。

期待値とは？

期待値とは、
「このトレードを何回も繰り返したとき、長期的にプラスになるのか？」 という考え方です。

FXでは 1回の勝ち負けに一喜一憂せず、期待値のあるトレードを継続することが重要 です。

では、具体的にイメージしやすいように、コイン投げのゲームを例にして説明していきます。

コインスローのゲームで期待値を考える

このゲームでは次のルールでコインを投げます

✅表が出たら2倍の賞金がもらえる（1000円賭けたら2000円のリターン）

✅裏が出たら1.5倍の支払いが必要（1000円賭けたら1500円を支払う）

この場合、表が出る確率は50%、裏が出る確率も50%です。
では、1回の期待値はどのようになるのでしょうか。
以下の表をご覧ください。

勝敗	報酬	確率	期待値計算
表（勝ち）	+1000円	50%	+500円
裏（負け）	-500円	50%	-250円
合計期待値	–	–	+250円

つまり、1回あたり+250円の期待値があるゲームということになります

しかし、ここで重要なことは「1回だけでは期待値通りに収束しない」ということです。
3回連続で負けることもあります。
短期的な勝ち負けに囚われずに、
100回、1000回と続けることで、確率通りに収束し、
最終的にプラスになるというが期待値の考え方です。

では、もう一つの例を見ます

サイコロのゲームで期待値を考える

このゲームでは次のルールでコインを投げます

✅偶数（2、4、6）が出たら+10,000円獲得

✅奇数（1, 3, 5）が出たら -5,000円支払う

この場合、期待値はどうなるでしょう

出目	報酬	確率	期待値計算
偶数（勝ち）	+10,000円	50%	+5,000円
奇数（負け）	-5,000円	50％	-2,500円
合計期待値	–	–	+2,500円

1回の期待値は+2,500円ですので、このゲームを何度も繰り返せば
長期的には利益が積み上がるということです

FXのトレードも期待値を追い続けることが大事

FXのトレードでも、
期待値のあるトレードを続ければ、短期的に負けても
長期的には勝っているということを考える必要があります。

「1回の勝ち負けにこだわらず、期待値のあるトレードを淡々と続けること」が大切です。

ここまで期待値の重要性について説明してきました。
しかし、「期待値がプラスなら、簡単に勝てるはず！」 と思っているなら要注意です。

実際、多くの初心者は 期待値を理解していても、トレードでは正しい行動ができない からです。

期待値を理解していても行動できない理由

トレードでは、感情が強く影響し、本能的な心理が邪魔をしてしまいます。

トレードを本格的に行うにつれてきっと以下のような経験が増えると思います。

短期的な負けに耐えられず、ルールを破ってしまう
損失を恐れて、本来エントリーすべきポイントで躊躇する
連勝すると「自分は天才かも？」と錯覚し、リスクを増やす
連敗すると「このままではまずい」と焦り、根拠のないトレードをする
損切り後に悔しくなり、感情的にエントリーを繰り返す（リベンジトレード）

こうした行動は「期待値を理解しているつもりでも、感情に支配されている状態」です。

知識としてわかっていても、実際のトレードでは本能的な判断をしてしまい、期待値のあるトレードを続けることができません。

期待値のあるトレードを継続するために必要なこと

期待値のあるトレードを続けるには、
短期的な勝ち負けではなく、ルールを守り続けることが不可欠 です。

しかし、感情が入り込むと
「本当にこのルールを守って大丈夫なのか？」
という迷いが生じます。

結果、途中でルールを変えたり、感情的な判断をしてしまうのです。

では、どうすれば期待値のあるトレードを続けられるのか？

過去検証が必要

期待値のあるトレードを 「迷いなく継続できる状態」 を作るには、過去検証が欠かせません。

過去検証を行う目的は、次の3つです。

この手法で本当に勝てるのか？という疑念を払拭する
手法の期待値を確かめ、自信を持ってルールを守れるようにする
実際の相場で感情に流されず、機械的にトレードできるようにする

「知っている」だけでは意味がない。
過去検証を行い、「自信を持って実行できる状態」を作ることが、トレードで勝つための第一歩。

過去検証を怠ったことで後悔した実体験

私はかつてパチスロで生活していた経験があります。

パチスロもFXと同じく、
確率的に勝てる立ち回りを続ければ、長期的に収支をプラスにできるゲームです。

当時は、今ほど情報が豊富ではなかったものの、
期待値の概念を理解し、それに沿った立ち回りを徹底することで安定して利益を出せていました。

「この台を打ち続ければ勝てる」と確信を持って行動できたのは、
長年の実践経験とデータの積み重ねがあったからです。

FXでも同じはずなのに、なぜか不安が拭えなかった

そんな私がFXを始めたとき、「期待値を理解しているのに、なぜか不安がつきまとっていた」のです。

最初のリアルトレードでは、チャートを見ながらエントリーする瞬間に異様な緊張を感じました。
「このタイミングで本当にいいのか？」「もし負けたらどうしよう？」と、頭の中で考えすぎてしまい、エントリーのタイミングを逃してしまうことが何度もありました。

それでも、たまたま勝つと
「自分って天才かも？」と調子に乗り、

負けると
「やっぱりFXは無理だ…」と落ち込む。

感情の浮き沈みが激しく、手法通りに淡々とトレードを続けることができなかったんです。

過去検証をしていなかったせいで、感情に振り回された

当時の私は、しっかり過去検証を行わないまま、リアルトレードに飛び込んでしまいました。

結果、勝つたびに慢心し、負けるたびに落ち込み、冷静な判断ができなくなるという悪循環に陥りました。

「すぐに勝てる」と思い込んでいた
「勝てるようになるのは簡単」と舐めていた
過去検証を本気でやるのが遅れた

その結果、FXで勝てるようになるまでに 無駄な時間を費やしてしまった のです。

期待値を知るだけでは意味がない。実践と検証が必須

この経験を通じて、私は「期待値の知識があるだけでは不十分」だと痛感しました。

本当に勝てるようになるためには、
実践と検証を繰り返し、期待値のあるトレードを習慣化することが不可欠だったのです。

もし 「期待値は理解しているのに、なぜか不安が消えない」 と思っているなら、
それは過去検証が足りていないからかもしれません。

過去検証をしっかり行い、自分の手法の期待値を確信することで、迷いなくトレードできる環境を整えましょう！

過去検証の目的：正しい行動を確信するため

過去検証の最大の目的は、
「自分の手法の期待値を見極め、正しいトレード（期待値を追うトレード）を実行すること」 です。

ただ頭で理解するだけではなく、実際のデータを使って「この手法は勝てる」と確信を持つこと が重要になります。

✅ 過去検証を行うことで、
「このエントリーを続ければ利益になる」と自信を持って行動できるようになる
✅ 期待値のあるトレードを繰り返すことで、感情に流されずに淡々とトレードができる

過去検証をしていないとどうなるのか？

過去検証を行っていないトレーダーは、たとえ期待値がプラスの手法を持っていたとしても、負けが続くと「本当に大丈夫なのか？」と不安になり、ルールを破る 傾向があります。

一方で、過去検証を通じてしっかりとデータを取っておけば、「この手法は勝てる」と確信を持ち、迷わずルールを守ることができます。

過去検証を行うことで得られる効果

過去検証を行うことで、トレードの精度が向上し、心理的な迷いを減らすことができます。

効果	得られるメリット
期待値の確認ができる	「このエントリーを続ければ利益になる」と確信できる
感情に流されずにトレードできる	データに基づいた判断ができるため、冷静に行動できる
短期的な負けに惑わされなくなる	連敗しても「この手法を続ければ勝てる」と信じられる
無駄な手法探しがなくなる	1回の負けで手法を変えることがなくなり、安定したトレードができる